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ニッコーシのフィロソフィー

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ニッコーシのフィロソフィー

コンテンツ

企業理念

ニッコーシグループは、独自に進化させた微細加工技術及び、知識・経験に裏付けされた磁気応用技術を活用し、製品の開発から製造・販売を行い、お客様第一を念頭に、豊かな社会の実現に貢献します。

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企業行動指針

  1. 私たちは、お客様の期待に応える商品とサービスを通し、お客様に喜びと感動を与える事を追求します。
  2. 私たちは、自ら付加価値を創造し、会社を有効活用して「人間としての成長」を実感し、自分自身の心の世界を深めてゆきます。
  3. 私たちの成長の礎は、当事者意識を持ち、他責にせず、有言実行することです。

コンテンツ

沿革

当社は、非鉄金属材料の商社として1951年に設立され、その後、メーカ機能を強化してきました。商社機能の持つ機動力と、メーカ機能による技術力を両輪として、時代のニーズを一歩先取りし、新分野への挑戦を続けてきました。

沿革タイトル

  • 沿革

  • 事業展開の推移

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1950年代

1951年9月

東京都日本橋室町に「日本工業資材株式会社」を設立

1951年~
  • 非鉄金属地金の販売を目的に創業
  • コバルト、ニッケル、金属粉末の在庫販売を開始

解説

非鉄金属材料非鉄金属材料

  • 特殊溶接棒、溶接材料の販売を開始し、LNG・淡水化プラント、原子力分野に参入

解説

LNG(液化天然ガス)の大型貯蔵タンクにおける低温環境や、原子炉格納容器の耐熱構造用材料として、ニッケル系溶接材料の需要が高まりました。

1960年代

1963年7月

埼玉県羽生市に「埼玉事業所」開設

解説

ニッケル合金の磁性材料を納入していた顧客から、プレス加工、熱処理加工した製品として供給するよう依頼を受け、 これに対応するため、製造拠点を開設しました。

埼玉事業所 旧建屋埼玉事業所 旧建屋

1960年~
  • 軟磁性材料(電磁ステンレス鋼(K-Mシリーズ))の販売を開始
K-M材

解説

軟磁性特性を持つ耐食ステンレスとして、電磁弁や電磁ポンプに広く利用される材料の取扱を開始しました。

電磁ステンレス鋼(K-Mシリーズ)電磁ステンレス鋼(K-Mシリーズ)

  • 軟磁性材料(パーマロイ)の磁気焼鈍、プレス加工等を活用した部品として、オーディオ分野への販売を開始

解説

LPレコード用のカートリッジ(磁気ヘッド)用のカンチレバーに付属するレアメタル磁石は、欧米向けを中心に世界シェアの90%近くを確保し、当社の国際化のスタートとなりました。

オーディオ用磁気ヘッド、レコード針カートリッジ、VTR音声ヘッドオーディオ用磁気ヘッド、レコード針カートリッジ、VTR音声ヘッド

  • レコードプレーヤレコードプレーヤ

  • カートリッジ(磁気ヘッド)
その後、急速に普及していたカセットテープレコーダ向けに、磁気ヘッドパーツ(シールドケース、積層コア)の売上が大幅に増加しました。

カセットテープレコーダ用シールドケース、積層コア イラスト

カセットテープレコーダ用シールドケース、積層コアカセットテープレコーダ用シールドケース、積層コア

シールドケース製造設備(トランスファープレス)シールドケース製造設備(トランスファープレス)

  • カメラ用シャッター向け電磁コイルの生産を開始

解説

シャッターの開閉機構に用いられる電磁コイルを生産し、カメラメーカに納入しました。

カメラ用小型シャッターマグネットカメラ用小型シャッターマグネット

  • 情報機器装置部品の生産を開始(FDD、HDD、MD、CDーROM用ディスククリーナ)

解説

CD-ROM等の情報記録用ディスク表面を自動でクリーニングする製品を組立製造しました。

光磁気ディスク用 ディスククリーナ光磁気ディスク用 ディスククリーナ

1970年代

1971年9月

社名を「ニッコーシ株式会社」に変更

解説

創業時の「日本工業資材株式会社」から、顧客に愛称で呼ばれていた「ニッコーシ株式会社」へ社名を変更しました。

1970年~
  • 計測機器の生産を開始(金属磁気応力測定器、材質チェッカー、ガウスメータなど)

解説

各種金属の磁性の測定機を設計し、製造販売しました。金属磁気応力測定器(シグマトロン)は、強磁性体に磁界を与えた際に生じる磁歪効果を応用して、非破壊・非接触で応力を測定するものです。

金属磁気応力測定器(シグマトロン)金属磁気応力測定器(シグマトロン)

材質チェッカー材質チェッカー

3次元ガウスメータ3次元ガウスメータ

  • HDD部品の生産を開始

解説

HDD(ハードディスクドライブ)の磁気ヘッドを高速駆動させる機構部品として、スチールベルトを製造販売しました。スチールベルトの端面には微細な亀裂が無数にあり、これを除去するために、自社開発の研磨技術であるPSP加工を施しました。これにより長寿命化を図り、業界標準として高い評価を得ました。

HDD用スチールベルトHDD用スチールベルト

PSP加工PSP加工

精密研磨
  • 埼玉事業所に真空熱処理炉を導入

解説

原子力部品や航空機部品等の、真空中無酸化での熱処理を目的として、熱処理炉を導入しました。その後、ニッケル基のろう材を用いた産業機器部品の真空ろう付けを開始しました。

真空熱処理炉V01真空熱処理炉V01

真空ろう付け

1980年代

1980年~
  • セキュリティ・防犯機器製品の生産を開始(都市ガス・LPガス用等遮断弁、キーボックス)

解説

都市ガス等のガスメータに搭載され、地震等の緊急時にガスのラインを遮断する役割を持つ、自己保持型で省エネルギーの遮断弁を開発しました。大手都市ガスメーカに採用され、現在まで30年以上の納入を継続している製品です。

都市ガス用遮断弁都市ガス用遮断弁

ガスメータにおける当社遮断弁ガスメータにおける当社遮断弁

遮断弁
  • 原子力業界、半導体業界へ、耐熱スプリング及びコイル材料の販売を開始。

解説

核燃料支持格子用コイル材料及び、金属薄膜製造装置用部品のウェハー保持スプリングを販売しておりました。

  • 半導体製造装置部品の生産を開始

解説

常圧CVD装置向けの、ウェハー保持板の販売を開始しました。

耐熱合金製の常圧CVD装置向けウェハー保持板耐熱合金製の常圧CVD装置向けウェハー保持板

  • 半導体製造装置部品向けアノダイズ処理の生産を開始

解説

半導体製造装置向けに、アルミニウム部品の表面の耐久性を高めるための、アノダイズ処理技術を確立しました。これにより、製造装置部品の消耗度を低減すると共に、表面膜の再生を行うことで、省資源化及び、顧客のコストダウンに貢献しました。

初期のアノダイズ処理設備初期のアノダイズ処理設備

1990年代

1991年4月

福島県白河市に「白河事業所」開設

解説

埼玉事業所に次ぐ国内第二の製造拠点として白河事業所を開設しました。開設当初は、当時、映像記録媒体として主力であったVTR(Video Tape Recorder)向けの部品を生産していました。
現在、白河事業所では、磁気応用技術を中心とした製品展開を進めています。

白河事業所 建屋白河事業所 建屋

1990年~
  • MRセンサの生産を開始

解説

紙幣の磁気インクを読み取り、真贋を識別する役割を持つ、MRセンサの生産を開始しました。その後、ユーロの発行や各国の新紙幣への切り替えにより需要が増加しました。

MRセンサMRセンサ

MRセンサ
1995年3月

東京都中央区日本橋本町に本社移転

  • 比例電磁弁の生産を開始

解説

ガスの流量を比例的に制御する役割を持つ、比例電磁弁の生産を開始しました。主に、マスフローコントローラ(質量流量計)に搭載されております。

比例電磁弁比例電磁弁

ソレノイド
1999年11月

「NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.」設立

解説

当社グループ初の海外製造拠点をフィリピン Cavite州に開設しました。開設当初は、当時、記憶媒体として需要が高まっていたHDD用部品を生産していました。

NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.
  • 小型ソレノイドの生産を開始

解説

磁気回路設計技術を活用した、薄型、高吸着力が特徴の小型ソレノイドの生産を開始しました。当初はノートPC用CD-ROMドライブとしての需要が高まりました。その後、カメラや省電力スイッチ等、様々な用途に展開しております。

小型ソレノイド小型ソレノイド

小型ソレノイド
  • 液晶製造装置部品の生産を開始

解説

半導体製造装置で培った表面処理技術を応用して、より大型の液晶製造装置部品の機械加工及びアノダイズ処理を開始しました。その後、2000年代に入り急速に高まった大型液晶テレビの需要に対応し、設備の大型化を進め市場対応を図りました。

埼玉事業所 大型アノダイズ処理設備(最大処理サイズ: 3.0m×2.7m)埼玉事業所 大型アノダイズ処理設備(最大処理サイズ: 3.0m×2.7m)

  • フィリピン・Cavite州に生産拠点(NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.)を開設
  • HDD部品の海外生産を開始

2000年代

2000年5月

「NIKKOSHI (HONG KONG) CO., LTD.」(現 尼高希(香港)有限公司)設立

2000年~
  • 中国・香港に貿易・販売拠点(現 尼高希(香港)有限公司)を開設
2002年11月

「珠海尼科希電子有限公司」(中国広東省珠海市)設立

  • 中国・広東省珠海市に生産拠点を開設

解説

プレス加工及び熱処理を用いた、磁気応用電子部品の製造を開始しました。

2003年1月

「NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.」新工場建設、移転(Cavite州→Batangas州)

NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.
  • フィリピン・バタンガス州に新たな生産拠点を設立、移転
2006年4月

「尼高希(珠海)電子有限公司」設立

解説

中国広東省珠海市に、15,000㎡の敷地面積を持つ、新工場を設立しました。

尼高希(珠海)電子有限公司
  • 紀正電機グループを買収し、巻き線・コイルの取扱を開始

解説

高いコイル巻線技術及び樹脂成型技術を有していた紀正電機グループを買収し、当社部品を搭載したHDD部品の一貫生産体制を確立することで、HDDメーカへの直接納入を開始しました。

HDD用コイル成形品HDD用コイル成形品

コイル
2006年10月

「NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.」第2工場建設

  • 中国・広東省珠海市に新たな生産拠点(尼高希(珠海)電子有限公司)を開設、移転

解説

従来の電子部品製造に加えて、液晶パネルの生産が日本から中国・台湾にシフトし、液晶パネルが更に大型化することを見越し、中国華南地区に、大型液晶パネルのアノダイズ処理が可能な製造拠点を開設しました。

珠海の外観写真珠海の外観

2007年5月

資本金を4億円に増資

2007年7月

紀正電機株式会社グループを買収

  • LED製造装置部品の生産を開始

解説

照明や、テレビのバックライト等に用いられている、LEDの製造装置市場に参入しました。当社の真空ろう付技術により三次元立体流路構造体を形成することで、複数のガスを同時に成膜することが可能です。

MOCVD装置用シャワープレートの断面図MOCVD装置用シャワープレートの断面図

真空ろう付け

2010年代

2011年6月

尼高希(珠海)電子有限公司を存続会社として、旧 珠海尼科希電子有限公司と合併

2010年~
  • タングステンカーバイド、サーメット溶射材料の販売を開始

解説

従来から超硬工具用としてコバルト粉末の納入実績がある超硬メーカに、主成分であるタングステンカーバイド粉末の直輸入販売を開始しました。

タングステンカーバイド粉末 拡大写真タングステンカーバイド粉末 拡大写真

レアメタル
2013年6月

完全子会社であった紀正電機株式会社を吸収合併

2014年4月

東京都港区麻布台に本社移転

2016年6月

NIKKOSHI PHILIPPINES CORP.を存続会社として、旧 NIKKOSHI ELECTRONICS PHILIPPINES INC.と合併